煮込みの一工夫!練り物と一緒にコトコトと
【和食の調味料】みりんと醤油と私
和食の味付け。
2013年にはユネスコで『和食』が無形文化遺産として登録された。
その理由としては、「自然の尊重」と「社会的慣習」が世代を超えて保護・継承されることにありました。
しかしながら、享受することはできてもなかなか伝えられたり、作る側になることは容易ではありません。
和食の奥深さに一歩踏み入れてみましょう!
1.おひたしに使える 基本の割り地
だし8:みりん1:薄口しょうゆ1
野菜はさっと茹でて氷水にすぐ入れる。食感を残し、色をキレイに保つためだ。
作り置きも大歓迎。
冷たい温度にすることでゆっくりしっかり味が染み込んでいく。
きのこのおひたしがおススメ!
煮物にもばっちり◎
○筑前煮
○土佐煮
大根の煮物やあっさりスープなどにも応用できる。
2.ご飯がすすむ 万能配分
お酒1:みりん1:しょうゆ1
じっくり煮込んでも、さっと熱しながら絡めても美味。
簡単で覚えやすい配分なので是非覚えて使ってください!
○鳥手羽の照り焼き
○ 豚の角煮
白米が欲しくなること間違いなしのボリューム満点な出来上がりに。
タレが残っても他のレシピに流用できるところが◎
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お題「#おうち時間」
【ソムリエ試験対策】ワイン法、原産地呼称まとめ
ワイン法とは…?
ワインの生産が増えるに伴い、虚偽ワインの撲滅と産地保護、ブランド確立の目的でつくられた格付けや枠組みのこと。
各国のワイン法は名前も数も異なるのでなかなか覚えづらい。。。
ヨーロッパから順にワイン法を整理!
2008年にはEUレベルで新しい法律が施行。フランスやイタリアをはじめとして各国でバラバラだった法律をEU商圏としての統一に向けた。
1.フランス
A.O.P.法
1935年に制定、I.N.A.Oが管轄
地理的表示付きワイン
➡︎①A.O.C. ②I.G.P.
地理的表示のないワイン
➡︎①Vin
2.イタリア
D.O.P.法
1716年に制定
トスカーナ大公国のコジモ3世がキャンティ等の境界線を決めたのが始まり。
地理的表示付きワイン D.O.P.
➡︎①D.O.C.G ②D.O.C. ③I.G.P.
地理的表示のないワイン
➡︎①Vino
ラベル表示⇒85%
3.ドイツ
g.U.法
地理的表示つきワイン g.U.
➡︎①Prädikatswein ②Qualitätswein
地理的表示つきワイン g.g.A.
➡︎③Landwein
地理的表示のないワイン
➡︎①Deutcher Wein
Prädikatsweinはさらに6つのカテゴリーに分けられる。
⑴Tockenbeerenauslese
⑵Eiswein
⑶Beerenauslese
⑷Auslese
⑸Spätlese
⑹Kabinett
4.スペイン
D.O.P.法
1932年制定
保護原産地 D.O.P.
➡︎①V.P. ②D.O.Ca. ③D.O. ④V.C.
保護地理的表示 I.G.P.
➡︎①Vino de la Tierra ②Vino
5.ポルトガル
D.O.P.法
1986年EUに加盟した際に整備。
①D.O.P. 原産地名称保護ワイン
②I.G.P. 地理的表示保護ワイン
③Vinho
6.オーストリア
D.A.C.法
ドイツと似ている!
原産地呼称保護ワイン g.U.(P.D.O.)
➡︎①Prädikatswein ②Kabinett ③Qualitätswein
地理的表示保護ワイン g.g.A.(P.G.I.)
➡︎①Landwein
地理的表示なしワイン
➡︎①Wein
ドイツと似てPrädikatsweinはさらに7つのカテゴリーに分かれる。
⑴Trockenbeerenauslese
⑵Ausbruch
⑶Strohwein
⑷Eiswein
⑸Beerenauslese
⑹Auslese
⑺Spätlese
7.スイス
A.O.C.法
3段階のワイン法。実際の運用はカントン(州、行政区)で行われている。
8.ギリシャ
①PDO 原産地統制呼称
②PGI 原産地表示ワイン
③Varietal wines
④Table wines
9.クロアチア
PDO法
①Vrhunsko Vino s Kontrolirano Podrijetlo 統制保証原産地最上級ワイン
②Kvalitetno Vino s Kontrolirano Podrijetlo 原産地産上級ワイン
③Stolno vino s Kontrolirano Podrijetlo 産地表示つきテーブルワイン
④Stolono vino 産地表示なしテーブルワイン
10.スロヴェニア
PDO法 (以前はZGP法)
①Vrhunsko vino ZGP 統制保証原産地産最上級ワイン
②Kakovostno vino ZGP 統制保証原産地上級ワイン
③Dezelno vino PGO 原産地表記つきワイン
11.ブルガリア
①PDO 原産地呼称保護ワイン
②PGI 地理的表示保護ワイン
③ヴァラエタルワイン
12.ルーマニア
①DOC 原産地統制呼称
②IG 保護地理的表示
13.ルクセンブルク
AOP法
①Lieu-dit 最上の畑
②Coteaux de 優良畑
③Cotes de
14.イギリス
①P.D.O.
②P.G.I.
15.アメリカ
A.V.A.法 (=American Viticultural Areas)
TTBが管轄。
ラベル表示⇒州によって%の規定あり
16.カナダ
V.Q.A.制度
D.V.A. 特定栽培地域
ラベル表示⇒85% ※州名は100%
17.オーストラリア
G.I. 地理的表示
W.A.C.(ワインオーストラリア公社)が規定を定める。
地域(Zone)、地区(Region)、小地区(Subregioin)に分かれる。
ラベル表示⇒85%
18.ニュージーランド
G.I. 地理的呼称
2006年制定
NZFSA(ニュージーランド食品衛生安全局)が管轄。
ラベル表示⇒85%
19.南アフリカ
W.O. 原産地呼称
1973年制定。
ラベル表示⇒85%
20.チリ
D.O.
1994年制定
S.A.G.(農業保護庁農牧局)が管轄
3つの産地の表記、Costa(沿岸部)、Entre Cordilleras(アンデスと海岸山脈の間の平坦地)、Andes(アンデス山麓)
ラベル表示⇒75% ※輸出用は85%
21.アルゼンチン
D.O.C.
I.N.V.(国立ブドウ栽培醸造研究所)が管理
1999年制定
22.日本
2018年から施行
ラベル表示⇒85%
【ソムリエ試験対策】国・地域から見るぶどう品種 ③東欧・欧州その他
国・地域からみるぶどう品種。
第3回は東欧ワインシリーズ。
位置を始めるところからスタート!
1.ハンガリー
白⇒フルミント
赤⇒ケークフランコシュ(=ブラウフレンキッシュ=レンベルガー)、カダルカ
2.スイス
白⇒シャスラ(=フォンダン=グートエーデル)
3.ギリシャ
白⇒アシルティコ、サヴァテイアーノ、ロディティス
赤⇒アギオルギティコ、クシノマヴロ、リアティコ
4.クロアチア
白⇒グランシェヴィナ(=ヴェルシュリースリング)
赤⇒マルヴァジア、プラヴァッツマリ
5.スロヴェニア
白⇒ラシュキリースリング、シポン(=フルミント)
赤⇒レフォシュク
6.ブルガリア
白⇒ミスケット・チェルヴェン(=レッド・ミスケット)、ディミャット
赤⇒パミッド、ルビン(=シラー×ネッビオーロ)、ガムザ(=カダルカ)
7.ルーマニア
白⇒フェテアスカアルバ(=白い乙女)、フェテアスカレガーラ(=王家の乙女)、バベアスカグリ(=灰色の貴婦人)
赤⇒フェテアスカネアグラ(黒い乙女)、バベアスカネアグラ(黒い貴婦人)
続けて生産量はそれほど多くないが品質が優れている2つの国。
8.ルクセンブルク
白⇒リヴァーネール、ピノグリ、オーセロワ(=クレヴネル=ピノブラン)、リースリング
9.イギリス
【ソムリエ試験対策】国・地域から見るぶどう品種 ②アメリカ・新世界
国・地域からみるワインのぶどう品種。
ソムリエの勉強やワインを好きになるきっかけになれば嬉しいです。
1.アメリカ
白
⇒シャルドネ、フレンチコロンバール、ピノグリ、ソーヴィニヨンブラン
赤
⇒カベルネソーヴィニヨン、ジンファンデル、ピノ・ノワール、メルロー
2.カナダ
⇒ヴィダル256(=ユニブラン×セイベル4986)
3.オーストラリア
白
⇒シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン
赤
4.ニュージーランド
白
⇒ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ
赤
5.南アフリカ
白
⇒シュナンブラン(=スティーン)、コロンバール、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ
赤
⇒カベルネソーヴィニヨン、シラーズ、ピノタージュ(=ピノノワール×サンソー)、メルロー
6.チリ
白
⇒ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ
赤
7.アルゼンチン
白
⇒ペドロジメネス、トロンテス、シャルドネ
赤
⇒マルベック、ボナルダ、カベルネソーヴィニヨン
8.日本
白
⇒甲州、ナイアガラ
赤
⇒マスカットベーリーA、コンコード