【ワイン初心者必見】はじめに飲むべき赤ワイン5選 品種編
ワインの勉強をはじめたいけど、どのワインから飲み始めていいかわからない、、、
ぶどう、値段、国、ヴィンテージ、味わいと選ぶ要素はたくさん。
そこで、はじめに飲んでおきたいワインを品種別に解説!
ソムリエ試験でも頻出のぶどう品種を抜粋しました!
1.ピノ・ノワール
全世界に広がり最も高価なワインが作られるぶどう品種!
代表的な国:フランス・ブルゴーニュ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ
色素量が少なく色の淡いワインが出来上がる。綺麗なルビーレッドをすることが多い。
冷涼な地で栽培れることが多く牡丹・スミレ・バラの花の香りと甘美な香り、緻密な味わいを表現できる。若い年数からはラズベリーなどのフレッシュで甘酸っぱい赤系果実が感じ取れ、熟成を重ねると土やキノコ、葉巻やジビエのような香りに変化していく。
最も高価なワイン、フランス・ブルゴーニュのロマネ・コンティはこのピノノワールで作られる。
南半球のオーストラリア・タスマニア島やニュージーランドで作られるピノノワールは今後のトレンドになっている。
活き活きとして、チェリーやラズベリー、上品な花やスパイスの香りを思わせる。複雑に口の中で絡み合う、滑らかでエレガントな一本。「バッカス(酒の神)の夢」
2.カベルネソーヴィニヨン
濃厚でパワフル、タンニンが豊富な深みのあるぶどう!
代表的な国:フランス・ボルドー、チリ、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、南アフリカ
深みのあるガーネット色。ピノ・ノワールとは違いカシス(黒スグリ)やブラックベリー、ブラックチェリーなど黒系果実が感じ取れる。ピーマンのニュアンスもある。
フランス・ボルドーのジロンド川左岸にある1級シャトーが並ぶメドック地区はこのカベルネソーヴィニヨンがよく使われる!
最も“売れる”ワインの一つとして20世紀後半に全世界へ広がりを見せた。
チェリーとザクロの果実にヘーゼルナッツやダークチョコレート、トーストが加わりリッチなテイスト。余韻には芳ばしい香りが持続する。
3.メルロー
豊かな果実味で柔らかい口当たり、バランスのとれたぶどう品種!
代表的な国:フランス・ボルドー、イタリア、スイス、アメリカ、チリ、オーストラリア
黒に近い青色をしていて、タンニンは少なく高い糖度をもつ。甘い香りを持ち、ジャムや熟したプラムのような風味がある。渋みが少なく口当たりがまろやか。
フランスで最も栽培されている黒ぶどう品種!
フランス・ボルドー発。人気漫画「神の雫」でも登場したシャトーのワイン!Mr.メルローと称される天才醸造家ミッシェル・ローラン氏が手がける赤ワイン。パワフルさを備えつつも、スムーズでクリーミーな口当たり。
4.ネッビオーロ
北イタリア原産、偉大なワインが作られるポテンシャルのあるぶどう!
代表的な国:イタリア
イタリア・ピエモンテ州で愛されているぶどう品種。
王のワイン:バローロ、女王のワイン:バルバレスコはネッビオーロから作られている。
「土」っぽい熟成のタイプのワイン。色調はピノノワールのようにルビー色をしているが
タンニンは豊富で、凝縮感を感じる。芯のしっかりしたワインを生み出す。
熟成50ヶ月以上!まさに“女王のワイン”。大人気のテッレ・デル・バローロが造る最高品質の1本。木樽を使い深い味わいとネッビオーロのフレッシュさを引き出している。
5.マスカットベーリーA
日本を代表するイチゴを思わせるチャーミングなぶどう品種!
代表的な国:日本
1927年に「日本のワインブドウの父」と呼ばれる川上善兵衛が産み出す。イチゴの香りや、キャンディのような香りがしたらこのぶどう品種を想像する。類似したぶどう品種には「ボジョレー・ヌーボー」で使用される『ガメイ』がある。
軽やかで瑞々しく、チャーミングで渋みはほとんどない。ブラインドでも比較的分かりやすい品種。甘草、シナモン、ヴァニラや綿菓子のような甘いニュアンスが特徴的。
やさしく果汁を搾り、木樽でゆっくり熟成されたワイン。やわらかなブーケと果実味にあふれたまろやかな味わい。「グランポレール」はサッポロ社のワインシリーズで、フランス語で偉大さを表す「グラン」と、北極星を意味する「ポレール」から名付けられている。